ロウ付けや地金の溶解に必要なバーナー(ブローパイプ)の使い方を動画を交えて解説したいと思います。
ブローパイプはガスバーナーの一種で、ロウ付けや地金の溶解に必要不可欠な道具です。
酸素バーナーもありますが、今回は、プロパンガスと空気(エアー)を使用したブローパイプについて解説します。
バルブ栓について
バーナーには2つのバルブ栓があります。
- ①プロパンガス用のバルブ栓
- ②エアー用のバルブ栓
これら2つのバルブ栓を開閉して炎を作りますが、バルブ栓を一気に回すと非常に危険ですので、少しずつ回すようにします。
点火の手順
点火する際には、バルブ栓を回す前に必ず最初に炎を火口に近づけておきます。
- 炎を火口に寄せる
- プロパンガスバルブをゆっくり開けて点火
- エアーバルブをゆっくり開けて火力を調整する
火力の調整
エアーバルブを開閉する事で、火力の調整ができます。
エアーバルブを絞ると、空気(酸素)の供給が減り、温度が低い赤い炎となります。
エアーバルブを開けると、空気(酸素)の供給が増え、高温の青い炎となります。
消化の手順
最後に消化の手順について解説します。
- エアーバルブを閉じます。
- プロパンガスバルブを閉じます。
バーナー(ブローパイプ)の使い方についてまとめ
今回は、プロパンガスを用いたバーナー(ブローパイプ)の使い方について解説しました。
酸素バーナーと異なり、プロパンガスバーナーは免許がいりませんが、高圧のボンベを扱いますので、責任をもって作業するようにして下さい。