素材刻印が上手く打てない、という方はたくさんいらっしゃると思います。
刻印がブレてしまったり、曲がって打ってしまったりする場合が多いようです。
今回は、素材刻印を上手に打刻するコツを解説したいと思います。
この記事の後半では、動画で詳しく解説していますので、記事と合わせてご覧下さい。
なお、刻印を上手に打つコツを下記の記事で詳しく解説しています。
こちらも合わせてご覧下さい。
打つ前に補助線を引く
まっすぐ打てないのは、打刻する位置が確認できないからです。
そこで、マジックで補助線を引いておきます。
マジックの線に合わせて、刻印を合わせておくと、まっすぐ打てるようになります。
マジックは、アルコールで消せます。
刻印をしっかり持つ
打刻最中に刻印が動いてしまっては、ブレが生じる原因となってしまいます。
ハンマーを打っても、刻印が動かないようしっかり持ちましょう。
また、ハンマーは金槌よりも大きな木槌のほうが、反動がなくしっかり打ち込むことができます。
一発で決めようとしない
一発で打とうとすると、重心がずれて、刻印の”浅いところ”と”深いところ”の差が出てしまう場合があります。
一発で決めずに、上下左右にやや多少をずらして、数回に分けて打刻するようにすると、まんべんなく力が加わります。
動画で解説
動画では、「SILVER(天地0.8mm)」の刻印を打刻しています。
実際に打刻するシーンでは音が出ますので、数回に分けて打刻している事を確認してください。
「素材刻印を上手に打つコツ」のまとめ
以上が、素材刻印を上手に打つコツになります。
- 打つ前に補助線を引くと、打刻する位置が見える
- ブレないよう、刻印をしっかり持って打刻する
- 一発で決めようとせず、重心をややずらして打刻する
これらを意識して、打ってみるようにして下さい。
素材刻印は、原則として、打ち直しが効きません。
1回1回大切に努力するようにしましょう!