モノづくりは魔法の物語!ブランドストーリーの作り方”3つのステップ”

ブランドの立ち上げ方

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長く愛されるブランドには「物語」があります。

それが「ブランドストーリー」です。

 

「ブランドストーリー」は、ブランドの価値をお客さまに伝え、他のブランドとの差別化やお客さまとの信頼関係を築くために、非常に重要な要素です。

 

しかし、ブランドストーリーを伝える際、ウェブページや動画などの表現方法によっては、

売り込み要素が強い雰囲気になってしまうことがよくあります。

 

実は私も過去に、ブランドのイメージ動画のようなものを作ったことがあります。

しかし、改めて見返してみると、少し売り込み要素が強く出ているなと感じます。

 

リンクを張っておきますのでご覧いただければと思います。

 

↓昔作ったブランド動画

https://youtu.be/P6Ukj-sZNjI

 

このように売り込み要素が強くが出てしまうと、

かえってブランドの価値を下げてしまう可能性があります。

 

そこで今回は、ブランドストーリーに必要な価値とは何か、

そしてブランドストーリーを作る方法についてご紹介していきます。

 

現在、ブランドとして活動している方や、これからブランドを立ち上げたいと考えている方にとって、有益な情報になると思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

下記の記事では「ブランドの世界観」を作るために必要な”5つの要素”を解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「ブランドの世界観を作る”5つの要素”」を見てみる

 

ブランドストーリー3つの世界線

今回、ブランドストーリーについてご紹介するきっかけとなったのは、

先日、サイトの記事で、

”ジュエリーの作家や職人が貴金属を溶かして材料を作り、その材料からジュエリーを作ることができる”

という内容を書いていた際に、

改めてジュエリー制作の素晴らしさを感じたからです。

 

限りある資源である金やプラチナなどの貴金属の破片や粉を溶かして再利用し、そこに形すらなかった全く新しい希少価値の高い製品を生み出す。

 

「まるで魔法みたいだ!」

と改めて感じました。

 

ジュエリー作家や職人に限らず、モノを作っている人、絵を描く人、ミュージシャン、書道家など、ゼロから何かを生み出すクリエイターの皆さんは本当に素晴らしいです。

 

その中でも、特に素材から何かを作り上げる人々にフォーカスしてみると、

3つの世界線が存在すると考えます。

ひとつ目は、素材
ふたつ目は、つくり手
そして、みっつ目はお客さまです。

 

例えば、指輪はただの物質に見えるかもしれませんが、

その物質には素材そのものが持つ価値や、

素材が生まれた背景、そこに関わっている人々が存在します。

 

また、つくり手の視点では、職人や作家の思いや苦労、

その人を支えている道具やサポートしてくれる周囲の人々

そして、できあがった製品を手にするお客さまと、

そのお客さまの思いや普段の生活、ライフスタイルに至るまで

指輪にはたくさんのストーリーが詰まっています。

 

ブランドストーリーに必要な3つの価値

そして、そこに含まれている背景や思いこそが、

ブランドストーリー、ブランドの価値そのものではないかと思います。

 

ストーリーに必要な価値が見えてくるものを分解すると、以下の3つになります。

・素材が持っている価値
・つくり手の思いやこだわり
・お客さまが感じる情緒的価値

以下、それぞれの要素について解説します。

 

素材が持っている価値

素材が持っている価値は、

素材そのものの質感や素材が生まれた背景に関連します。

 

素材の質感には目で見える光沢だけでなく、

削ったり叩いたりする際の音や手触り、匂いなど、

五感で感じられる要素も含まれます。

 

素材が生まれた背景には、

例えばレザーや紙、パーツなどのあらかじめ加工された素材の文化や、

素材が作られる過程、携わった人たちの思いが絡んできます。

 

素材を扱っていることに価値があるため、

それを深掘りすることでさらに豊かな価値を表現できます。

 

下記の記事では、素材か持っている価値からストーリーを引き出すポイントを7つご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「素材が持つ”7つの価値”と”ストーリー”その表現方法」を見てみる

 

つくり手の思いやこだわり

製品を作るつくり手の思いやこだわりは、

おそらく、私たち作り手が思っている以上に、

お客様に伝わっていないのではないかと思います。

 

そのため、ひとつひとつの工程を見直し、どんな思いで作業しているのか、

工程へのこだわりがどのような意味を持つのかを表現することで、

より魅力的に映ります。

 

お客さまが感じる情緒的価値

情緒的価値は、機能的価値とは異なり、お客さまの感情に関連する価値です。

ストーリーの作り方 3つのステップ

ステップ① 誰に伝えるのかを明確にする

ステップ② 価値を明確にする

ステップ③ ストーリーを作る

「ブランドストーリー」まとめ

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