サイトを訪れる人の多くは、検索して情報を探しています。
そして、ユーザーのほとんどは、検索結果上位のサイトを訪れます。
上位表示のために必要なのが
「SEO対策(検索エンジン最適化)」です。
ここでは、SEO対策における基本的な概念を解説します。
基本的な概念を知らないまま、ネットの情報を鵜呑みにして対策を行うと、上位表示できないばかりか、Googgleの手動ペナルティを受け、
検索結果にも表示されなくなる可能性があります。
逆に、SEO対策の本質を知れば、
Googleに好かれて上位表示されます。
何事も「本質を知る」という事が大事です。
間違ったSEO対策をしないためにも、
この記事を最後までご覧下さい。
なお、Yahoo!の検索エンジンは、Googleのシステムを利用していますので、SEO対策の範囲をGoogleに絞って解説致します。
人は面倒な事が嫌い
見ない、読まない、動かない
これがインターネットでの人の行動心理です。
Googleにとっての脅威とは?
わからない事があったら検索しますが、
検索して答えがすぐに見つからないと、イライラします。
これは、Googleにとっては脅威になります。
なぜなら、
Googleで検索しても答えが見つからなければ、
ユーザーは他の検索エンジンを利用することに繋がるからです。
Googleは常にユーザー目線
人の行動心理をGoogleが大切にしている事は、進化する検索結果を見ていてもよくわかります。
例えば、
「カレー 作り方」と検索すれば、
レシピ動画やレシピを紹介したサイトが検索上位に表示されます。
また、「美容室 池袋」と検索すれば、
ユーザーの位置情報も把握しながら、池袋周辺の美容室の地図情報が表示されます。
このように、ユーザーが見つけたい
「世界中のありとあらゆる情報」を、すぐに見つけてもらうのがGoogleの使命なのです。
質の高いコンテンツとは
Googleが公表している
によると、検索結果に表示するための基本として、次の項目が挙げられています。
- 所有するウェブサイトが Google に表示されているか?
- ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか?
- 所有するローカル ビジネスが Google に表示されているか?
- ウェブサイトのコンテンツにどのデバイスからでも速く簡単にアクセスできるか?
- 所有するウェブサイトは安全か?
このうち、
2以外は技術的に対応が可能です。
しかし、「2.ユーザーに質の高いコンテンツを提供しているか?」は、人によって「質の高さ」の感じ方は異なってきます。
情報が溢れている現代、インターネットで検索すれば知りたい情報が手に入ります。
検索結果の上位にも、似たような記事がたくさん並んでいます。
では、「質の高いコンテンツ」の定義はどういったものでしょうか?
ここからは、その定義について詳しく解説していきたいと思います。
質の低いコンテンツとは
「質の高いコンテンツ」に限界はないと思いますが、
「質の低いコンテンツ」は、Googleが明確なガイドラインを設けています。
ガイドラインに抵触する恐れのあるコンテンツは、主に次のようなものです。
- 検索ランキングを操作することを目的としている自動生成コンテンツ
- リンクプログラムへの参加
- オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成
- クローキング
- 不正なリダイレクト
- 隠しテキストや隠しリンク
- 誘導ページ
- 無断複製されたコンテンツ
- 十分な付加価値のないアフィリエイトサイト
- ページへのコンテンツに関係のないキーワードの詰め込み
- フィッシングや、ウイルス、トロイの木馬、その他のマルウェアのインストールといった悪意のある動作を伴うページの作成
- 構造化データのマークアップの悪用
- Google への自動化されたクエリの送信
これらの手法が発覚した際には、Googleから手動によるペナルティを受ける可能性があります。
ペナルティを受けた場合、ページが検索結果に表示されないだけでなく、サイト自体も表示されなくなる可能性がありますので注意してください。
質の高いコンテンツ Googleの見解
質の高いコンテンツについては、Googleが公式に見解を発表しています。
- 記事に掲載されている情報は信頼できるものであるか。
- 記事は、トピックに関して明らかに充分な知識を持つ専門家や愛好家によって書かれているか。あるいは、内容の薄いものであるか。
- サイトに、同じトピックや類似のトピックに対してキーワードのバリエーションをわずかに変えただけの、重複している記事や冗長な記事が含まれているか。
- サイトにクレジットカード情報を登録することに抵抗はないか。
- スペルや文体の間違い、事実誤認がないか。
- トピックは、サイトの訪問者が本当に求めるものを提供しているか。あるいは、検索エンジンで上位に表示されることだけを狙って作成されているか。
- 記事は、独自のコンテンツや情報、独自のレポート、独自の調査、独自の分析を提供しているか。
- ページは、検索結果の他のページと比較して実質的な価値を提供しているか。
- コンテンツの品質管理はどの程度行われているか。
- 記事は公平に書かれているか。
- サイトは、そのトピックの専門家として認知された機関が運営しているか。
- コンテンツが多数のクリエイターへの外部委託によって大量に制作されていたり、複数のサイトの大規模なネットワークに拡散されており、個々のページまたはサイトのプレゼンスが低下していないか。
- 記事は適切に編集されているか。急いで制作されたような印象を与えていないか。
- 医療関連のクエリの場合、サイトの情報が信用できるものであるか。
- サイトの名前を見て、信頼できるソースから提供されていると認識できるか。
- 記事は、特定のトピックに対して包括的または完全な説明を提供しているか。
- 記事は、あたりまえのことだけでなく、洞察に富んだ分析や興味深い情報を含んでいるか。
- 自らブックマークしたり、友人と共有したり、友人にすすめたくなるようなページか。
- 記事に、主要なコンテンツを妨害したり注意をそらしたりするほどの大量の広告が掲載されていないか。
- 記事は、雑誌、百科事典、書籍に掲載または引用されるような価値があるか。
- 記事は、長さが短くないか、不完全でないか、有用な詳細情報が不足していないか。
- ページに、細部まで注意を払ったコンテンツと、注意を払っていないコンテンツが混在していないか。
- サイトのページを閲覧するユーザーからの不満が想定されるか。
質の高いコンテンツ基本方針
Googleの見解を元に、質の高いコンテンツを作成するための基本方針をまとめると、次のようになります。
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