ネットで販売する2つのパターンとメリットデメリット

インターネット販売2つの方法 販売基盤

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販売するためのコンセプトも決まって、作品ができたら、いざ販売開始!

でも、ちょっと待って下さい。

 

ネット販売には2つの形態があって、それぞれ特徴が異なります。

まずは、その2つの形態を理解しましょう。

 

ネット販売の形は2種類

インターネットで販売するには2種類の方法があります。

インターネット販売2つの種類

○独自ショップ型

○マーケット型

ここでは、それぞれの特徴とメリット、デメリットを解説致します。

 

独自ショップ型

独自ショップ型とは、自分専用URL(アドレス)でアクセスすると表示される

「インターネット上の自分のお店」です。

 

インターネット販売「独自ショップ型」

いわゆるネットショップと言われるもので、代表的なものとして「BASE(ベイス)」「STORES(ストアーズ)」「Shopify(ショッピファイ)」などがあります。

 

独自ショップのメリット

独自ショップには、

数十種類のデザインテンプレート(テーマ)が用意されています。

 

また、レイアウトなども自由に編集する事ができますので、お店のコンセプトに合ったデザインでサイト設計を行う事ができます。

 

また、マーケット型と比較すると、販売手数料が安い事もメリットのひとつです。

マーケット型の多くが10%以上の手数料に対し、独自ショップ型はプランにより3~7%位の設定になります。

 

独自ショップのデメリット

いっぽう、独自ショップ型は

集客力が弱いことがデメリットとして挙げられます。

 

後ほど詳しく解説しますが、マーケット型が「売り手と買い手を繋ぐサービス」であるのに対し、独自ショップ型は「ネットショップを持つサービス」です。

ショップ開設後は、自分で集客を行う必要があります。

 

マーケット型

マーケット型は、

売り手と買い手を繋ぐサービスで、1つのサイトに多くの作家が出品しています。

 

インターネット販売「マーケット型」

いわゆる「ハンドメイドマーケット」と言われるサービスで、代表的なものが「minne(ミンネ)」「Creema(クリーマ)」などになります。

 

マーケット型のメリット

マーケット型は「売り手と買い手を繋ぐサービス」ですので、集客力に長けています。

 

運営している会社は、大手のインターネットサービス事業者ですので、様々なサービスを展開し、その会員数を増やしています。

独自ショップと異なり、運営会社の広報や宣伝による集客に頼る形になります。

 

マーケット型のデメリット

マーケット型のデメリットは、

作家数及び作品数が非常に多いため、個性や特徴など工夫しないと埋もれてしまう事です。

 

そのため、集客力はあるといっても、コンセプトをしっかり持ち、インスタなどで情報発信する事も必要です。

また、独自ショップ型と比較すると、手数料が高い事、

売上金の回収までに時間がかかる事ももデメリットと言えます。

 

独自ショップ型2社比較

ここでは、独自ショップに代表される2社の特徴を解説した上で、両社を比較してみたいと思います。

 

BASE(ベイス)

BASEイメージ

出店数180万店を超えるBASE(ベイス)

2012年にリリースされた「BASE(ベイス)」は、初期費用・月額費用無料で独自ショップを開設できます。

2022年時点で180万を超える店舗が出店していますので、

安心してショップ開設運営ができると言えます。

BASE(ベイス)を詳しく見る

 

STORES(ストアーズ)

STORESイメージ

代金引換も利用できるSTORES

お店のキャッシュレス決済や予約システムなどとも連携できる「STORES(ストアーズ)」も、「BASE(ベイス)」同様、初期費用及び月額費用が無料でネットショップを開設する事ができます。

 

また、「BASE(ベイス)」と異なり、決済方法に「代金引換」が利用できるのも特徴です。

ただし、代金引換は受取拒否や不在返品なども問題もありますので、慎重に検討したい決済手段となります。

また、クレジットカード決済が利用できるまで、数週間程度の審査が必要です。

 

STORES(ストアーズ)を詳しく見る

 

BASEとSTORES比較

「BASE(ベイス)」と「STORES(ストアーズ)」を比較してみました。

比較項目 BASE STORES
初期費用 0円 0円
月額費用 0円~ 0円~
決済手数料 注文毎3.6%+40円+サービス手数料3% 5%
振込手数料 250円
(2万円未満は事務手数料500円)
275円
(1万円未満は事務手数料275円)
振込サイクル 振込申請後10営業日 月末締め翌月払い
決済手段 7種類 9種類
テンプレート 16種の無料テーマ、50種以上の有料テーマ 48種の無料テーマ
HTML編集 可能 不可
インスタ連携 可能 可能
※HTMLとは、ページを自由にカスタマイズできるプログラム言語です。

 

お試しなら「BASE(ベイス)」

「BASE(ベイス)」は、180万を超える店舗が運用していますので安心感があります。

無料プランではBASEのロゴが入ったりと制限がありますが、

とりあえずやってみたいという方はBASEを初めてみてはいかがでしょうか。

BASE(ベイス)を詳しく見る

 

下記の記事では、BASEの立ち上げ方について解説していますので合わせてご覧下さい。⇒【連載】ブランドをプロデュースしたい!売れるBASEの立ち上げ方を見る

 

マーケット型2社比較

次に、マーケット型で代表される2社の特徴を解説した上で、両社を比較してみたいと思います。

 

minne(ミンネ)

minneイメージ

個人名義でアプリから簡単に出品できる「minne(ミンネ)」

 

「minne(ミンネ)」は、

登録作家数が80万(※2022年1月時点)を超えるハンドメイドマーケット最大手です。

 

アプリダウンロード数も、1,328万(※2022年時点)となっていますので、ハンドメイドマーケットとして大きな市場になります。

初期費用や月額固定費は無料、個人名義で出品できますので、気軽に出品出来ます。

 

いっぽうで、膨大な出品数がありますので、まとまった収益を得るのは困難と言えます。

 

Creema(クリーマ)

Creemaイメージ

個性が映えるブランドが多く出品している「Creema(クリーマ)」

 

「minne(ミンネ)」と比較すると、洗練されたイメージが特徴的な「Creema(クリーマ)」は、登録作家数が20万(※2021年1月時点)のハンドメイドマーケットです。

 

「minne(ミンネ)」が、アマチュア中心のマーケットに対して、

「Creema(クリーマ)」はプロの作品が多くなっています。

 

「Creema(クリーマ)」の大きな特徴の一つは、

ネット販売以外の大規模イベントや、常設店舗への出展、海外版での販売等が用意されている事です。

 

デメリットとして、売上確定のタイミングが、購入者が受取完了した時点となりますので、売上入金のタイミングが計りにくい事が挙げられます。

 

minneとcreema比較

minneとcreemaを比較してみました。

比較項目 minne Creema
サイトの印象 可愛い、幼い、安い 大人っぽい、高い
アプリDL数 1,328万(※2022年時点) 1,100万 (※2021年時点)
登録作家数 80万(※2022年1月時点) 20万 (※2021年1月時点)
年間流通額 149億円(※2020年12月時点) 154億円(※2021年2月時点)
登録料 無料 無料
出品料 無料 無料
売上確定時期 発送完了時点 受取完了時点
販売手数料 10.56% 11%
振込サイクル 翌月末 翌月末
振込手数料 220円 3万未満176円 3万以上275円※PayPay銀行なら55円

 

お試しなら「minne(ミンネ)」

アマチュアが多く出品している「minne(ミンネ)」は、アプリで簡単に出品できますので、

これから販売を始めたい初心者の方は「minne(ミンネ)」を試してみると良いでしょう。

「minne(ミンネ)」を詳しく見る

まずは小さく始めてみる

これから作家として販売活動するなら、販売基盤を作っておきたいものです。

 

ショップ型とマーケット型、また、その中にも種類があるため悩んでしまいますが、

大事なのは「コンセプト」に合っているかどうか、です。

インターネット販売2つの方法まとめ

 

コンセプトをしっかりと練って、まずは小さく始めてみましょう

 

下記の記事では、コンセプト作りについて詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒コンセプト作り「はじめの1歩」を詳しく見る

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