ドメインは、企業やお店のWEBサイトの住所のようなものです。
ドメインがある事で、顧客だけでなく、Googleなどの検索エンジンからも認知され、より大きな集客へと繋がります。
ここでは、ドメインについて詳しく解説致します。
ドメインとは
ドメインは、「インターネット上の住所」のようなものです。
正確には、インターネット上の住所は「IPアドレス(192.168.10.12)」になりますが、これを分かりやすく変換されたものが「ドメイン」です。
- ○メールの例
- example@mydomain.com
- ○ホームページの例
- http://mydomain.com/
URLで見るドメイン
ホームページのアドレス(URL)の構成からドメインを見てみたいと思います。
ホームページのアドレスは、次のように構成されています。
- ○プロトコル
- 通信を行う際のルールのようなもの
- ○ホスト名
- ネットワークに接続されたホスト(機器やサーバー)の名前(※)
- ○ドメイン
- IPアドレスをわかりやすく変換したもの
ドメインはさらに
- トップレベルドメイン
- セカンドレベルドメイン
- サードレベルドメイン
の3つに分けられます。
メールアドレスで見るドメインの役割
メールアドレスにもドメインが使われていて、@の右側にあるものがメールアドレスのドメインとなります。
ここのサーバーに送って欲しいという指示を出して、指定した場所にメールが届くようになっているのです。
さらに@の左側に個人で決められるアカウント名を加えることで、指定したメールアドレスを持つ人にメールを送れる仕組みになっています。
ドメインの種類
代表的なドメインの種類は
- 属性型jpドメイン
- 汎用JPドメイン
- gTLD(generic Top Level Domain)
です。
属性型jpドメイン
大手企業のホームページでよく見かける
「.co.jp」「.or.jp」「.ac.jp」でなじみ深いと思います。
こちらは属性型jpドメインと呼ばれるものです。
主に次のような団体が取得できます。
- 「.co.jp」は日本国内の一般企業
- 「.or.jp」は組織や団体
- 「.ac.jp」は大学や学校法人
汎用型jpドメイン
日本国内に住所があれば取得できるドメインが、汎用JPドメイン「.jp」です。
国や地域ごとに割り当てられたトップレベルドメインを
「ccTLD(Country Code Top Level Domain)」
と言いますが、汎用JPドメイン「.jp」は、漢字やひらがな等を使用した「日本語ドメイン」も取得できます。
また、近年では「example.tokyo.jp」のように、「地域型(都道府県型)JPドメイン」も取得できるようになりました。
<汎用JPドメイン「.jp」を使用した例>
【jpドメイン】
- mydomain.jp
- 東京.jp
- とうきょう.jp
- 100万円.jp
- 凸凹.jp
【地域型ドメイン】
- mydomain.tokyo.jp
- 東京.nagoya.jp
- とうきょう.aichi.jp
- 100万円.sapporo.jp
- 凸凹.miyagi.jp
gTLD(generic Top Level Domain)
よく見かける「.com」「.net」などのドメインは、
gTLD(generic Top Level Domain)と言われるドメインです。
ドメインによって、登録できる対象が異なります。
gTLD | 用途 | 登録対象 | |
---|---|---|---|
従来からあるgTLD | com | 商業組織用 | 世界の誰でも登録可 |
net | ネットワーク用 | ||
org | 非営利組織用 | ||
edu | 教育機関用 | 米国教育省公認の認定機関から認可された教育機関 | |
gov | 米国政府機関用 | 米国政府機関および認定インディアン部族 | |
mil | 米国軍事機関用 | 米国軍事機関 | |
int | 国際機関用 | 国際機関 | |
2000年にICANNが募集を行い選定されたgTLD | info | 制限なし | 世界の誰でも登録可 |
biz | ビジネス用 | ビジネス利用者 | |
name | 個人名用 | 個人 | |
pro | 弁護士、医師、会計士、エンジニア等用 | 弁護士、医師、公認会計士。およびそれらの分野のサービスを提供する組織 ※2004年11月8日より、登録対象としてエンジニアが追加された ※ 2015年11月16日より、世界の誰でも登録可となった |
|
museum | 博物館、美術館等用 | 公共の博物館、美術館、科学館、植物園、動物園等。およびそれらの施設に勤務する専門職員 | |
aero | 航空運輸業界用 | 航空運輸業界の組織および個人 | |
coop | 協同組合用 | 協同組合およびその下部組織 | |
2003-2004年にICANNが募集を行い選定されたgTLD | jobs | 人事管理業務関係者用 | 米国人材マネジメント協会(SHRM)の会員、有給での人材管理業務経験者、資格認定機関からの認定を受けた者など |
travel | 旅行関連業界用 | 旅行業界部門に属する協会、団体、企業 | |
mobi | モバイル関係用 | モバイル機器、サービス、コンテンツの提供者。モバイルオペレーター | |
cat | カタロニアの言語/文化コミュニティ用 | カタロニア語を用いる組織、個人 | |
asia | アジア太平洋地域の企業/個人/団体等用 | アジア太平洋地域の法人 | |
tel | IPベースの電話番号用 | インターネットコミュニケーション空間における、世界共通のアイデンティティ、ブランドや名前を持ちたいと思う個人および/または企業 | |
xxx | アダルトエンタテイメント業界用 | アダルトコンテンツやアダルトサービスなどを提供している組織もしくは個人 | |
post | 郵便事業関係者用 | 郵便サービスを提供する世界中の公共および民間部門のオペレーター、組織、政府機関 |
ドメインの取得方法
次にドメインの取得方法について解説します。
①ドメイン名を考える
まずは、取得したいドメイン名の候補をいくつか考えます。
②ドメイン名が使用可能か検索する
使いたいドメイン取得サービスの検索を利用して、希望のドメイン名が使われていないかチェックします。
既に使われているときには一部を変更したり、文字の配列を変えて新しいドメインを作りましょう。
③ドメインを取得する
ドメイン取得サービスで個人情報などを入力してユーザー登録をしたら、希望するドメイン名の申し込みをして完了です。
ドメイン取得サービスについて
ドメインは、レンタルサーバーかドメイン取得サービスを提供している会社から取得できます。
自分だけの独自のドメインを取得することが可能です。
なお、独自ドメインを取得する場合は、他と被らない名称で登録しなければなりません。
ドメインの運用には、サーバーが必須になりますので、初心者の方は、
ドメインが取得できるレンタルサーバーを契約するといいでしょう。
代表的なレンタルサーバー
ドメインが取得できる、代表的なレンタルサーバーをいくつかご紹介します。
ドメイン取得サービス
ドメイン取得サービスの代表的な会社をいくつかご紹介します。
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