「ログ」とは、主にコンピュータが行った出来事や変化を記録するものですが、
なにか問題が発生した場合に、このログを辿ることで原因を特定できます。
また、全てのログを残しておくことで、
何か変化が起こった時にその原因を追跡できますので、
問題の原因を見つけて改善し、次の成長につなげることができるようになります。
そこで今回は、何かを実行したら「ログに残そう」というお話をさせて頂きます。
ブランドやネットショップを運営していく上でとても役立つ情報です。
ぜひ最後までご覧ください。
下記の記事では、仮説から結果をより良いものにしていくコツをご紹介していますので、あわせてご覧ください。⇒「改善なくして成長なし!仮説思考という考え方で1歩前進!」を見てみる
活動には変化が伴う
この記事をご覧いただいている皆さまは、
目標から計画を作成し、ブランドやSNSで活動している方が多いと思いますが、
活動していると、さまざまな問題や変化が発生することがあると思います。
例えば、突発的に売上が増えたり、フォロワーが急に増えたりすることもあれば、
逆にフォロワーが減ったりすることもあるかもしれません。
また、毎日、改善を試みるために本を読んだり、ネットでリサーチしたりして、
情報をインプットしていることでしょう。
その結果、
学んだ施策や改善を実践し、改善されたり、新たな問題が発生したりと、
なにかしら変化が起こることもあるでしょう。
ただ、これらの変化をただなんとなく見過ごしてしまっては次に繋がりません。
目標を立てて計画を作ったら、行動を管理して実行する事が大事。下記の記事では、行動と時間を管理するコツについて解説していますので合わせてご覧ください。⇒忙しい時こそ見直したい!時間管理は「行動管理」から を見てみる
ログ記録の重要性
そこで、何か変化を起こしたことや起こった問題に対して対処したことなど、
ひとつひとつをログとして残すことによって、後から見返すことが出来るようになります。
もちろん、私たちはコンピュータではありませんから、
「ログ」は、記録日記と捉えていただいて結構です。
このログ日記には、その日に何をしたのか何が起きたのかを書いていきます。
通常の日記と同じように、次のような記録を残しておきます。
・起こった(実施した)日付
・何の媒体か
・何をどうしたのか(行動内容)
・なぜそうしようと思ったのか(その背後にある動機)
などを一行日記のように、Googleスプレッドシートやエクセルに記録しておきます。
例えば、以下のようになります。
5月25日|インスタのプロフを変えた。理由はインスタの本を読んで、プロフの作り方を勉強したから。
5月26日|Googleショッピング広告を開始。Google広告のクーポン券が届いたので試してみようと思った
このように、全てのログを残しておきます。
下記は、私が実際に使用しているログ日記の例です。
ログの活用方法とその効果
結果には必ず原因がありますので、
何か変化が起こった時に、このログを見返すことでその原因が明確になります。
そしてこのログ日記は、人間が入力することでオンライン・オフライン問わず、
あらゆる記録を残していくことができます。
例えば、オフラインで誰かと会って、
委託で商品をおいてみない?など、仕事の話があった場合や
OEMで受注生産を始めたようなオフラインのこともログに残せます。
なるべく忘れずにログを残す習慣を身につけると、
自分の周りで変化が起こった際にそのログを辿ることができます。
辿ったログから、売り上げが上がったり、フォロワーが増えたという結果があった場合は、
当時のログに結果を付け加えたり、
新たに結果のログを残して過去のログにリンクを貼ったりしておきます。
そして、良い結果が得られたログは、少し力をいれて再現することで、
倍以上の結果につながっていくかもしれません。
このように、「全てのログ」を残す習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
下記の記事では、結果が出せる上手な目標の立て方について詳しく解説していますので合わせてご覧ください。⇒結果が出せる目標設定には「○○の法則」があった! を見てみる
テンプレートのダウンロード
私が使っているログ日記(Googleスプレッドシート)を配布しています。
「媒体リスト」に追加すると、ログ日記で媒体を選択できるようになります。
適宜、改良してお使いください。
自動収集では気づけない
今回は「オンラインもオフラインも、全てログ日記に残そう」というテーマで解説致しました。
現在は、色々なアプリをつなげて自動でログ収集することも可能ですが、
自動で収集されても気づきが得られないこともあります。
だからこそ、一行日記のような感覚で、ログを手動で残してみてください。
オンラインでもオフラインでも自分が成長していく過程が目に見えます。
そして、足跡を辿ることもできて、場合によっては過去に戻ってやり直すこともできます。
何より、結果を振り返ることで自信が持つことができます。
ぜひ「全てのログ日記」をつけてみてはいかがでしょうか。
下記の記事では、目標までのロードマップについて「3つの型」をご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「目標達成までのロードマップ”3つの型”」を見てみる