アンティークジュエリーの中で有名なものに
「アクロスティックジュエリー」というのがあります。
「アクロスティック」とは、各行の最初の文字を繋げると、ひとつの言葉になるという言葉遊び「折句(おりく)」です。
その最初の文字を宝石の頭文字にしたものが「アクロスティックジュエリー」です。
今回は、アクロスティックジュエリーの歴史を解説した上で、宝石をアルファベット別にピックアップしてみました。
また、メッセージと宝石の組み合わせもいくつかご紹介致します。
下記の記事では、宝石のカット全25種類について、画像付きで詳しく解説していますので合わせてご覧下さい。⇒「【全25種】宝石のカット種類一覧」を見てみる
アクロスティックジュエリーの歴史
「アクロスティックジュエリー」は、マリー・アントワネットが、ジュエリー・デザイナーのジャン=バティスト・メレリオと共に、フランス語で「大好き」を伝える”J’adore”(大好き)のリングが最初と言われています。
フランス、ナポレオンの時代には、ショーメがナポレオンの皇紀ジョセフィーヌの為にブレスレットを献上したと言われています。
下記の記事では、宝石が宝石であるための条件として「6つの特性」を解説していますので、合わせてご覧ください。⇒「宝石が宝石であるための6つの条件と歴史的背景」を見てみる
アルファベット26文字辞典
ここでは、アルファベット26文字毎に宝石をピックアップしてみました。
「モチーフ」は、作品や製品の原型を作る際に役立ちます。全52種のモチーフを図鑑としてまとめましたので良ければチェックしてみてください⇒【要保存】ジュエリー&アクセサリー「モチーフ図鑑」52種 を見てみる
メッセージと宝石組合せ例
4文字~7文字のメッセージと、宝石の組み合わせをまとめてみました。
下記の記事では、ジュエリー制作に必要な「石留めの種類37種」と、その留め方の概要についてまとめましたので合わせてご覧下さい。⇒「【全37種】石留めの種類と技法」を見てみる
アルファベット26文字の組み合わせは無限
今回は、アンティークジュエリーの「アクロスティックジュエリー」についての紹介と、
アルファベット26文字と宝石の組み合わせをご紹介しました。
ロマンティックな「アクロスティックジュエリー」は、
オーダーメイドやギフトとしてもニーズがありそうです。
ぜひ作品に取り入れてみてはいかがでしょうか。
下記ページは、初心者~中級者に向けた「ジュエリー制作のロードマップ」です。どこから始めたらいいかわからない方はぜひチェックしてみて下さい。⇒「ジュエリー制作のロードマップ」を見てみる