指輪のサイズ毎の長さの計算方法です。
計算で出した数字は理論値になります。
実際には、叩いたり、研磨した際に、地金が少し伸びますので、
伸びる分をあらかじめ差し引いて0.5mm程度小さく地金をカットすると、ほぼ希望のサイズに仕上がります。
基本的な考え方
基本的な考え方は次の通りです。
①10号の時の展開した長さを出します
②サイズ毎に±1.0mmします。
ただし、10号の時の展開した板の長さは、板の厚みによって異なりますので、それぞれの計算方法を解説してまいります。
・厚みが1.5mmの場合
・厚みが1.5mm以外の場合
板厚が1.5mmの場合
板の厚みが1.5mmの場合は、次のようになります。
①10号=55mmを覚える
10号の時に必要な板の長さが55.0mmになります。
この「55」を基準値として覚えておきます。
②サイズ毎に±1mmする
サイズが1号増えたら、+1.0mm、サイズが1号減ったら、-1.0mmします。
例えば.作りたいサイズが13号なら、55+3mm=58mmとなります。