貴金属の地金から作品を制作する時は、通常、石枠などの細かいパーツから作ります。
様々なパーツを作成して、ロウ付けして組み立てて作っていく事になりますが、
何はともあれ、材料が必要です。
パーツを作成するために最低限必要な材料を作り出す事を「地金取り(じがねどり、じがねとり)」と言います。
お金を惜しまず、地金をふんだんに使えるなら、
その都度、パーツ用の材料を作成しても問題ありませんが、
手元に限られた分の地金しかない場合は、
効率よく地金取りをする必要があります。
そうしないと、1つの作品を作るために、何度も地金を溶解して伸ばさなければいけない、なんてことになりかねません。
そこで今回は、効率のよい地金取りについてご紹介致しました。
ジュエリー製作の基本材料とも言うべき、
- 板
- 角線
- 平角線
- 丸線
の4種類を、
ひとつの固まり地金から取り出す方法をご紹介しています。
指輪とネックレス、それぞれの作品例と合わせて解説していますので、ぜひ記事をご覧ください。
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