彫金用糸鋸はとても細く、ちょっと無理な力が加わっただけで刃が折れてしまいます。
鋸刃を長持ちさせるためにも、糸鋸のテクニックは、彫金では必須となります。
今回は、彫金糸鋸の最も基本となる、3つのテクニックを解説いたします。
引き切り
彫金の糸鋸テクニックとして、最も基本となる切り方です。
上手に切るコツは、
- 材料をしっかり固定する
- 板に対して刃を垂直にする
- 肩の力を抜いて動かす事
基本の引き切りで、まずは、まっすぐ切れるよう練習しましょう。
押し切り
鋸入れや、細かなパーツを切る時は、押して切ります。
特に、細かいパーツを切る時は、無理に力を入れず少しずつ切るようにします。
切り回し
糸鋸の向きを変える時は、上下に動かしながら少しずつ向きを変えていきます。
特に、直角に切る時は、切り回しのポイントで、抵抗なく向きが変えられるよう糸鋸を動かすようにします。
彫金糸鋸の基本テクニック3つまとめ
今回は、彫金糸鋸の基本のテクニック3つを解説しました。
糸鋸は、彫金の基本中の基本となります。
数を重ねて、上手に切れるようになりましょう。