【重要】2025年7月7日(月)22時以降、新規メンバー登録できなくなります。 詳しくは→ 新規メンバー登録の受付停止について

線引盤で丸線を引く!必要な材料や工具、線引きのやり方!

線引き盤で丸線を引くやり方 部材やパーツ
丸線の完成

記事内のリンクには広告が含まれています

ブックマークする
ログインしてください Close

彫金によるジュエリー制作では、

丸線も好きな太さで作る事ができます。

 

手元に必要な丸線がなくても、適当な材料があれば、

新たに丸線を購入することなく、必要な分だけ制作が可能です。

 

この記事では、

  • 丸線を作るのに必要な材料や工具
  • 線引き盤で丸線を引くやり方

についてご紹介致します。

 

 

丸線を作るのに必要な材料や工具

必要なのは「線引盤」と「線引き機」または、「エンマやっとこ」「プライヤー」などです。

 

線引盤とは

穴を通して、希望の太さの丸線や角線を作るための工具。

 

線引き盤は、丸穴以外にも、

  • 楕円
  • 半丸(甲丸)
  • マーキス

など、たくさんの種類がありますので、線引き盤があれば、丸線以外の材料をいつでも作る事ができます。

 

線引き機とは

線引盤をセットして、ギアの力で丸線を引く事ができる工具。

力で引っ張らないので、女性でも簡単に丸線が引けます。

 

エンマとは

材料を強く押さえつけることができるやっとこ。

エンマで丸線を強く握って、引っ張ると、丸線が引けます。

 

丸線の作り方

ここでは、丸線の作り方について解説します。

 

材料を、線引き盤の丸穴に順番に通していく事で、

好みの太さの丸線を作る事ができます。

 

1.材料を用意する

用意するのは、

丸線、または角線です。

 

2.線引盤を用意する

次に、線引き盤(線引板)を用意します。

自分が作りたい、形状と穴径を持った線引き盤を用意してください。

 

3.線引き機で丸線を引く

線引き盤を、線引き機に取り付け、レバーを引けば、

線引き盤の丸穴を通って、丸線になって出てきます。

 

少しずつ、穴径を小さくしていって、

好みの線径の丸線になれば完了です。

 

 

線引き機がない場合

線引き機があれば、力を入れずに作業できるのでとても楽です。

 

しかし、線引き機がちょっと高いうえに、そんなに頻繁に使用するものでもないので、なかなか手が出せない、という方も多いと思います。

 

その場合は、線引き盤を万力などで固定し、穴に材料を通して引っ張れば、穴を抜けて丸線になって出てきます。

 

線引盤まとめ

以上、今回は、線引盤で丸線を引くために必要な材料や工具、そして、線引き盤で丸線を引くやり方についてご紹介致しました。

 

まとめると、次のようになります。

 

  • 必要な道具
    • 線引盤
    • エンマやっとこ(またはプライヤー)
  • 材料の準備
    • 丸線または角線
  • 線引盤の用意
    • 線引盤(線引板)を用意する
    • 丸穴以外にも、楕円、角、半丸(甲丸)、マーキスなど様々な形の穴がある
  • 線引きの手順
    • 材料を線引盤の丸穴に順番に通していく
    • 線引き機を使用して、ジャッキで引っ張る
    • 穴径を小さくしていき、好みの線径の丸線になるまで繰り返す
  • 線引き機がない場合
    • 線引き盤を固定し、材料を通して引っ張る方法もある
    • 力が必要だが、線引き機が高価で手に入らない場合の代替手段

 

以上が、線引き盤で丸線を引く(丸線を作る)ために必要な材料と工具、やり方になります。

線引き盤があれば、丸線を買うことなく、いつでも好きな太さで丸線を作る事ができます。

ぜひ、この記事を参考にして頂き、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 

 

閲覧履歴

部材やパーツ

線引盤で丸線を引く!必要な材料や工具、線引きのやり方!

彫金によるジュエリー制作では、丸線も好きな太さで作る事が可能です。必要な材料は、シルバー・金・プラチナなど、作りたい丸線よりも太い丸線や各線を用意します。工具は「線引盤」「エンマやっとこ」または「プライヤー」など。線引き機があれば、簡単に引けます。
ファン育成

ファン育成のための「コンテンツ」を使いまわす技術

ブランドにとって、商品はもちろん大事です。でもそれ以上に、ブランドの価値観や考え方を発信して、お客さまに知ってもらう事が重要になってきます。なぜなら、ブランドが発信する情報によって新規顧客となり、顧客からリピーター(ファン)へ、そして、より...
ロストワックス製法

ワックスの種類と特徴!ジュエリーデザインに合う素材の選び方!

ロストワックスで作るジュエリーの、ワックスの種類と特徴について詳しくまとめた記事。「ハードワックス」と「ソフトワックス」の2種類を中心に、全10種類のワックス素材の種類と特徴、及び、どんなジュエリーデザインに向いているかを詳しく解説。
彫金とは

彫金とは?7つの彫金技法と「錺」「飾り」との関係について!

彫金に関する情報を詳しくまとめた記事。「彫金」「錺」「飾り」との関係を解説し、7つの彫金技法を紹介。7つの彫金技法とは、彫金・貴金属加工・ワックスモデリング・鋳造・鍛造・象嵌・七宝。現代に至るまでの彫金の変遷と現代における彫金の定義についての考察など。
宝石や天然石

【全25種】宝石のカット種類一覧!ラウンドカットやカボションカットを紹介

宝石が持っている輝きや魅力を引き出すためには、カッティングの技術が必要不可欠です。そして、宝石のクオリティは、カットの良し悪しによって大きく左右されます。また、ジュエリー制作においては、宝石のカットをどうやってデザインに活かすかということも...
新規登録
ログイン