日本におけるインスタグラムのユーザー数は、2023年初旬で約4570万人だそうです。(※)
これは、
日本人口の約36.7%に相当しますので、
2.7人に1人がインスタグラムを利用している
という計算になります。
インスタのユーザーが増えれば増えるほど、レコメンドが発達します。
自分の興味関心にあった投稿が、自動的に流れてくるので、結果的に、
特定のアカウントをフォローする必要が無くなります。
それでも、自分のブランドをたくさんの人に知ってもらって、
フォローしてもらいたい。
今回は、フォロワーを増やしたい方に向けて、
意図的にフォロワー層を形成して増やす方法
をご紹介します。
https://youtube.com/shorts/9NoZ-KzmOaM?si=8qJZ98uvL8TzAc6_
フォロワーが増えない2つの要因
数年前と比べると、いまのインスタはフォロワーを増やしにくくなりました。
どんなに頑張ってもフォロワーが増えない。
それには、2つの大きな要因があります。
・ユーザーの肥大化
です。
レコメンドの発達
どんなに頑張ってもフォロワーが増えない、その一つ目の要因は、
「レコメンドの発達」です。
インスタのユーザーが増えれば増えるほど、AIによるレコメンドは発達していきます。
レコメンドによって、
自分の興味関心にあった”新しい投稿”が、
毎日、自動的に表示されます。
そのため、特定のアカウントをフォローする必要はなくなってしまったと言えます。
私のアカウントでは、ジュエリー製作の魅力について発信しているせいか、ジュエリーブランドやデザイナーの方、アクセサリー作家の方にフォロー頂いております。
そして、頑張って販売活動をしている方のアカウントは、僕のほうからもフォローバックしているため、
毎日、200人位の投稿がホームに流れてきます。
フォローしている人全員が同じジャンルなので、
だいたい似通った投稿が多いです。
私は、応援目的でフォローしていますが、純粋にファッションとして、ジュエリーアクセサリーが好きな人は、フォローしていなくても、私と同じように、たくさんの作家やブランド、商品の投稿がレコメンドで流れてくるんだろうな、と容易に想像できます。
レコメンドで流れてくる情報のほうが、
毎日新鮮で楽しい。
そうなれば、
特定のアカウントをフォローする必要は全くないわけです。
ユーザーの肥大化
もう一つの要因は、
ユーザーの肥大化です。
つまり、同じような発信をしている人が、めちゃくちゃ増えたという事です。
1日の時間の中で、私たちがインスタを見る事ができる時間(可処分時間)は限られています。
その限られた時間の中で、
・自分の興味関心により近い人
・見ていて面白い投稿をする人
だけをフォローしてチェックしたい、というのは自然の流れです。
発信ジャンルが広ければ広いほど、同じような情報発信をしている人が多くなって、ライバルが増えますので、よりフォロワーを増やすのが難しくなっているという現状になっているわけです。
フォロワー数って必要?
これら2つの要因によって、数年前と比較すると、フォロワーを増やすのは難しくなってきています。
それでもフォロワーを増やしたい!
そんな風に考える人は多いと思います。
でも、そもそも
「フォロワー数」が必要でしょうか?
ここでは、
フォロワー数を増やす目的
について考えてみたいと思います。
インスタ運用の目的
フォロワー数が必要かどうかは、
インスタの”運用目的”に大きく関わってきます。
例えば、
「フォロワー数×1円で企業案件を受けたい」
「たくさんのファンがいるように見せたい」
などのような目的であれば、
見かけの「フォロワー数」が大事かもしれません。
フォロワー10万人の価値
例えば、フォロワー数が10万人だとしても、0.1%の人、100人しか反応してくれなかったら、何の意味もありません。
逆に、フォロワー数が1000人だとしても、20%の人、200人の人が反応してくれれば、
フォロワー10万人のアカウントよりも、
1000人のアカウントのほうが価値が高い
という事になります。
自身のアカウントの運用目的を考えたうえで、
「フォロワー数」を増やす必要があるか?
ということを、まずは考えてみましょう。
レコメンドの欠点
インスタのユーザーが肥大化して、レコメンドが発達したとしても、
機械に人間の感情は理解できません。
ここでは、レコメンドのデメリットについて、
・情報発信側から見た場合
の2つの視点で考えてみます。
ユーザー視点で見た場合
まず、レコメンドによって、
自分が見たい投稿が表示されるか
と言うと、必ずしもそんなことはないです。
別に見たくもないおすすめばっかり表示されて、正直ちょっとノイズにしかなっていない、そんなふうに感じることも多くあります。
発信者側の視点で見た場合
一方、発信者側から見た場合、
自分が届けたいターゲット層に、
発信したい情報が届いている
かと言うと、実は、そんな事はないんです。
情報を届けたい相手に届いていない
そんなふうに感じた事ありませんか?
・外国人からのいいねやフォローが多い
これは、投稿がAIによって、自動的に振り分けられ、自分が
意図していないユーザーにリーチされている
ということなんです。
レコメンドの悪事例
以前、私がやってたアカウントで、婚約指輪に関するアカウントを運営した事がありました。
結婚指輪ではなく、プロポーズする時に渡す指輪です。
このアカウントの目的は、最終的にサプライズでプロポーズするための婚約指輪を買ってもらう事です。
そのため、
届けたいユーザー層は、100%男性です。
しかし、100%男性に向けて発信したつもりが、見たユーザーは
70%女性と言う結果になりました。
恐らく、投稿内容が、どことなく女性向けの情緒的な印象だったため、AIが、このカテゴリは女性におすすめと判断し、女性にレコメンドしたんだと思います。
そして、女性にリーチされて、女性がいいねやコメントをしてくれるようになると、AIはますます、
「この投稿ジャンルは、女性におすすめ」
として、リーチを拡大していきます。
だから、同じ投稿をずっと続けたとしても、自分が届けたい男性に届くことなく、
運用の目的からどんどん離れていってしまう
という悪循環に陥ってしまう事になってしまうわけです。
それでもフォロワーが欲しい
それでも、自分のブランドをより多くの人に知ってもらって、フォローしてもらいたい。
その場合、3つの手段が考えられます。
フォロワーを増やす3つの手段
フォロワーを意図的に形成する
意図したユーザー層にリーチ
基本のステップ
軌道に乗せる
軌道を修正する
フォロワーを増やす裏技はないけど
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