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【保存版!】ブランドコンセプト設計マニュアル

ブランドの立ち上げ方

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「これからブランドを立ち上げたい方」、または、

「現在、ブランドとして活動はしているけど、コンセプトが曖昧でなんとなく不安と思われている方」に、

ブランド立ち上げの際に、絶対に決めておかなければならないことがあります。

それは、「ブランドコンセプト設計」です。

 

今回は、「ブランドコンセプト設計」についての手順を、ざっくりと解説いたします。

 

商品開発から販売までの全ての流れを知りたい方は「ロードマップ」をご覧下さい。⇒「ブランド作りのロードマップ」を見てみる

 

「ブランドコンセプト設計手順」は、全部で12項目あります。

 

各項目について解説してまいりますが、

ここではざっくりとした概要をお伝えしています。

詳細は、各セクションの記事をご覧下さい。

 

1|理念や想いの言語化

理念とは、

「自分たちがどのような目的を持ち、

  どのような価値観や信念に基づいて活動するかを示すもの」

です。

 

もう少しわかりやすくご説明しますと、

何のためにブランドをするのか、ブランドを続ける先に何があるのか、

そして、どんな価値観をもって活動するのか、等を言語化します。

 

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と言う言葉もありますが、

理念や思いの言語化に、これといった決まりは特にありません。

 

とはいえ、これからコンセプト設計していく上で、ブランドの根幹となる、

もっとも重要な項目ですので、コロコロと変わることがないものにします。

 

ただし、社会環境が変われば、当初、決めた理念を変更する必要が出てくる時もあります。

ブレない信念としつつも、社会環境に大きな変化があった際には、柔軟に見直すことも視野に入れておきます。

 

少し小難しく書きましたが、大事なことは、

「自己満足に陥らないよう、より多くの人に価値を届ける、幸せを届けられるような理念にすること」

です。

 

理念の作り方については、下記の記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「ブランド理念の必要性と作り方」を見てみる

 

2|独自の強み分析(SWOT分析)

 次に、独自の強み」を分析します。

どんな大企業であれ、強みと弱みがあります。

そして、時として強みは弱みに、弱みは強みに転じるものです。

 

強みとなる要素としては、

・技術やスキル
・知識やノウハウ
・興味や関心分野
・過去の経験や実績
・製品やデザインの特徴
・関わる事のできる人脈
・日々得られる情報
・自分の性格や人格

などなど、自分を360度見回してみて、誰にも負けないような強みを見つけます。

この強みは、次の基本戦略の方針を決定するための材料になります。

 

強みを分析する方法としてSWOT分析を行います。

詳しくは下記の記事をご覧下さい。

 

3|基本戦略方針決定

 理念と独自の強みが分かると、

「基本的にどのような製品を作って、どんな価値を提供していくのか」という、

基本戦略が見えてきます。

 

例えば、たくさんデザインを描ける、あるいはデザインを思いつく人は、

商品の企画力を独自の強みとして、季節ごとに楽しめる商品を提供するというような戦略であったり

 

人懐っこい性格や、人と関わる事が好きな人は、

商品よりも、先にコミュニティをつくって、

そこから生まれた商品をコミュニティ内から販売していくような戦略というように、

 

ここではざっくりと基本戦略を決定して、

この後、より具体的なコンセプトに落とし込んでいきます。

 

ブランドの基本戦略の考え方については、下記の記事で、ディズニーを例にご紹介していますので、合わせてご覧下さい。

 

4|セグメンテーション

セグメンテーションでは、

「市場を細分化して、自分が展開していくべき領域を選定」します。

 

仮にラーメン屋さんを開業するなら、

性別
男性向けなのか、女性向けなのか

■年齢層
若い人向けにコッテリ系なのか、中高年向けにサッパリ系なのか

■立地
駅前なのか、郊外の国道沿いに出すのか

■価格帯
高所得者向けに、高級食材を使ったラーメンにするか、
あるいは学生向けに低価格なラーメンにするか

 

これがセグメンテーションです。

 

ジュエリーでセグメンテーションするなら

都市中心部のオフィスで内勤されている、20代の独身女性で、
車での移動はほとんどなく、電車での移動が多い人。
シンプルなブランドイメージを重視して、
自分用として普段使いするために購入する事が多い人。

と、なります。

 

セグメンテーションについては、下記の記事も合わせてご覧下さい。

 

5|ターゲティング

セグメンテーションで市場がある程度選定できたら、ターゲットとなるお客さま層を絞り込んでいきます。

ターゲットとなるお客さま層を決定することで、具体的にどんなアプローチを行なっていけばよいか明確になります。

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