「これからブランドを立ち上げたい方」、または、
「現在、ブランドとして活動はしているけど、コンセプトが曖昧でなんとなく不安と思われている方」に、
ブランド立ち上げの際に、絶対に決めておかなければならないことがあります。
それは、「ブランドコンセプト設計」です。
今回は、「ブランドコンセプト設計」についての手順を、ざっくりと解説いたします。

商品開発から販売までの全ての流れを知りたい方は「ロードマップ」をご覧下さい。⇒「ブランド作りのロードマップ」を見てみる
「ブランドコンセプト設計手順」は、全部で12項目あります。
各項目について解説してまいりますが、
ここではざっくりとした概要をお伝えしています。
詳細は、各セクションの記事をご覧下さい。
1|理念や想いの言語化
理念とは、
「自分たちがどのような目的を持ち、
どのような価値観や信念に基づいて活動するかを示すもの」
です。
もう少しわかりやすくご説明しますと、
何のためにブランドをするのか、ブランドを続ける先に何があるのか、
そして、どんな価値観をもって活動するのか、等を言語化します。
MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)と言う言葉もありますが、
理念や思いの言語化に、これといった決まりは特にありません。
とはいえ、これからコンセプト設計していく上で、ブランドの根幹となる、
もっとも重要な項目ですので、コロコロと変わることがないものにします。
ただし、社会環境が変われば、当初、決めた理念を変更する必要が出てくる時もあります。
ブレない信念としつつも、社会環境に大きな変化があった際には、柔軟に見直すことも視野に入れておきます。
少し小難しく書きましたが、大事なことは、
「自己満足に陥らないよう、より多くの人に価値を届ける、幸せを届けられるような理念にすること」
です。

理念の作り方については、下記の記事で詳しくご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「ブランド理念の必要性と作り方」を見てみる