テレビコマーシャル等、繰り返し目にする広告。
広告を見た時点では、特に関心がなかった商品でも、いざ必要になった時、例えば、医薬品など必要になった時に、広告を思い出して、その商品を買ってしまった、なんて経験があると思います。
このように、特定の情報や製品に繰り返し接触することで、
感情的なつながりが生まれ、好感を持つ現象を「ザイオンス効果」と言います。
この効果を理解し、上手に活用することで、
ブランドの認知度を高め、新規顧客を獲得することが可能です。
そこで今回は、「ザイオンス効果」について、ご紹介いたします。
ぜひ、最後までご覧ください。
人の心理とは面白いもので"無意識のうちに欲しくなって買ってしまう"ということがあります。そんな心理的なテクニック「7つの法則」を下記の記事で解説しています。⇒「売り込まずに買ってもらえる"7つの法則"」を見てみる
ザイオンス効果とは
「ザイオンス効果(単純接触効果)」とは、特定の音楽や広告等の情報、または、特定の人物や製品に何度も接触することで、感情的なつながりが生まれ、好感を持つようになり、それが記憶に残る現象を指します。
たとえば、広告において、特定のブランド名や特定の商品の単純な露出によって、最初はあまり意識しなかったブランドが、次第に興味を持ち、記憶に残り、いつのまにかそのブランドを好きになることがあります。
これは、皆さんも経験したことがあるのではないでしょうか。
ザイオンス効果を上手に活用することで、ブランドの認知度アップや新規顧客の獲得につなげることができます。
だから、私たちのようなちっちゃなブランドこそ、この効果を上手に活用するべきです。
では、どのように「ザイオンス効果」を活用していけば良いかを、ここからご紹介してまいります。
ザイオンス効果の活用方法
ザイオンス効果を効果的に活用する方法については、まず、お客さまとの接触する「要素」をピックアップするところから始まります。
この要素とは、人間が五感で感じられるものが挙げられます。
人間の五感、つまり
・視覚
・聴覚
・嗅覚
・味覚
・触覚
です。
この五感を通じて、接触回数を増やせる要素を見つけるということになります。
ただし、ジュエリー&アクセサリーにおいては、味覚は考えられないので、他の4つの感覚に訴える要素を探し出すことが重要になってきます。
視覚
視覚は、最も明らかな要素で、ブランドのロゴ、色、パッケージのデザイン、ウェブサイトのデザイン、広告、製品自体のデザインなどが含まれます。
聴覚
聴覚的な要素もブランドにおいて強力な印象を与えます。
印象的なブランド名やジングルサウンドロゴ(マクドナルドの「たらったったー」のようなもの)や、製品が発する音(例えば、自動車のエンジンの音)も印象付ける重要な要素です。
嗅覚
嗅覚は実店舗が存在するブランドにとって特に重要です。
特定のアロマフレグランスの香りなど、匂いを嗅いだときに、お店やブランドを思い出させる効果があります。
触覚
触覚的な体験も製品やブランドの印象に影響を与えます。
製品の物理的な質感やテクスチャーは、視覚的な魅力と同様に重要です。
製品を見てもらうだけでなく、実店舗を持つ場合は、実際に製品を触って質感や手触りを感じてもらうことができます。
下記の記事では、お客さまの感情に合わせて情報接点を活用する具体策について解説していますので合わせてご覧下さい。⇒お客さまとの情報接点を”見える化”する方法 を詳しく見てみる
「ザイオンス効果」活用事例
これらの、ピックアップした要素の中から、ひとつあるいは組み合わせて、ザイオンス効果を生み出していきます。
ここでは、いくつか好事例をご紹介致します。
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