ジュエリーやアクセサリー、ハンドメイドの作家さんの中には、
作りたいものを作って販売している人が多いと思います。
そんな中で、いろんな技術やデザインに挑戦して、たくさんの商品やシリーズを作っていくうちに、
その作家さんの「ブランドらしさ」がわかりにくくなってしまっている人も多いと感じます。
毎シーズン、新しいことにチャレンジしたい気持ちはわかるのですが、
一貫性がないために、なんとなく中途半端な印象になっちゃうわけです。
いっぽうで、毎シーズン、新しいシリーズを出してくるけど、
ブランドの理念や全体の世界観に一貫性があって、それが個性となり、
〇〇らしいよね、となって、リピートやファン化に繋がっているブランドもあります。
そこで今回は、ブランドらしさを作っていく「ブランディング」の考え方について解説致します。

ブランドの立ち上げで迷ったら、コンセプト設計手順をご覧下さい。⇒【保存版!】ブランドコンセプト設計手順!を見てみる
ブランドとは
まず、そもそも「ブランド」って言葉自体が、
ロゴマークだったりTVCMの印象だったり、なんとなくフワッとしていますので、
まずは「ブランド」っていったい何なのか、改めて定義したいと思います。
「ブランド」とは、ある特定の商品やサービスが、
消費者からみて、識別されているとき、ブランドという
これがブランドです。
ブランド”ゼロ”
つまり、特定の商品やサービスを見ても、
その人が、なんのブランドなのか分からない場合、
その人にとっては「ブランド」ではない、という事になります。
この状態を「ブランドゼロ」と定義します。