商品を作っていくうえで、
まずは製品のアイデアを出し、まとめる必要がありますが、
体系化されたテンプレートのようなものがなく、どう進めたらいいかわからない、
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は
「製品アイデア発掘マニュアル」
として、5つの項目を解説いたします。
新製品を作りたいと思っているけど、なかなかアイデアが浮かばない、
あるいはどうやって進めたらいいのか分からないという方にとって、
このマニュアルは参考になると思います。
テンプレートも配布していますので、ぜひご利用ください。
なお、今回ご紹介するのは、すでにコンセプト設計が済んでいて、
ブランド全体の製品戦略の方向性も決まっている状態が前提条件になります。
コンセプトがまだ固まっていない方は、
コンセプト設計マニュアルをチェックしてみてください。
コンセプト設計マニュアルは、全部で10項目あり、順番に進めていけるように作成しましたが、
ひとつの項目を100%取り組む必要はありません。
60〜70%くらいで取り組んでいただき、つまずいたら、その項目は飛ばして構いません。
↓【保存版!】ブランドコンセプト設計マニュアルはこちらです。
製品アイデア発掘マニュアル
それでは、新製品を作る際に必要な、アイデアの出し方、まとめ方を
5つの項目からマニュアル化したものを解説していきます。
なお、テンプレートはこちらからダウンロードできますので、
印刷して頂き、このマニュアルを見ながらご活用ください。
https://jewelry-craft.online/jewelry-knowledge-base/knowledgebase/product-distribution-materials/product-design-idea-sheet/
ここからは、
製品アイデア発掘マニュアルについて5つの項目をご紹介いたします。
1.テーマを決める
2.イメージを膨らませる
3.展開するアイテムを決定する
4.素材を決定する
5.必要な技術を決定する
ひとつずつ解説してまいります。
1.テーマを決める
最初はテーマの選定です。
あらかじめ決められたコンセプトをもとに、テーマを決定していきますが、
「テーマ」を少し分解して考えていきます。
いくつか方法がありますが、代表的な要素として以下の3つが挙げられます。
・プロダクトアウト
・マーケットイン
・キーワードイン
プロダクトアウト
1つ目のプロダクトアウトは、
自分が持っている技術や素材をもとにテーマを決める方法です。
例えば、真鍮やシルバー、18金等の貴金属加工が得意なら、
地金の表情を活かしたテーマが考えられます。
石が好きなら、石を中心としたテーマが考えらます。
マーケットイン
2つ目のマーケットインは、
お客さまの意見や市場のニーズをもとにテーマを決める方法です。
例えば、「もう少し長いネックレスが欲しい」、
「今、市場でラッキーモチーフの人気が高まってきているからモチーフものにしよう」というような
お客さまの要望を取り入れます。
キーワードイン
3つ目の、「キーワードイン」という要素は私が作りました。(※ネット検索しても出てきません。)
これは、検索されやすいキーワードをもとにテーマを決める方法です。
例えば、「ネックレス」や「指輪」で検索すると、「ネックレス 安い」「指輪 おしゃれ」というように、キーワードの後に候補が出てきます。
キーワードを入力して表示される「候補」のことをサジェストキーワードと呼びます。
サジェストキーワードとは、
2.イメージを膨らませる
3.展開するアイテムを決定する
4.素材を決定する
5.必要な技術を決定する
まとめ
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