ブランドを始めて間もない方は、
- 売り上げなし
- 実績なし
- 口コミなし
の状態だと思います。
お客さまは、
あなたのブランドの事を知らないうえに、
売れている実績がない場合は、
購入も躊躇してしまう
残念ながら、それが現実です。
売上もなく、実績もなく、口コミもない状態ではありますが、
小さな数字を大きく見せることは可能です。
金額の高い商品を、お得に見せる事も可能です。
人間の心理に作用することで、
数字の見せ方1つで、小さくも大きくも見せる事ができるのです。
そこで今回は、数字の見せ方についてご紹介します。
特にブランドを始めて間もない方にとって、数字の見せ方のテクニックを活用する事によって、大きな成果に繋がりますので、ぜひ最後までご覧ください。
ブランドを始めた頃は「売上ぜロ」「口コミゼロ」の状態。そんな状態で、どうやってお客さまの信用を得るのかを下記の記事でご紹介しています。⇒「"売上ゼロ"でもお客さまの信頼を得る5つの方法」を見てみる
数字の活用方法「数字のマジック」
数字に関してはこれまでも、
3つの価格帯を用意しておくと、真中の数字が選ばれやすくなる「松竹梅価格」
2つの価格を並べて見せると、相対的に評価ができて、片方の価格が安く見えるコントラスト効果
といったテクニック等をご紹介してきました。
今回は、そのような数字の見せ方について、全部で6つのテクニックをご紹介していきます。
下記の記事では、人の「購買心理」に基づく価格設定について解説していますので合わせてご覧ください。⇒「購買心理をくすぐる」7つの価格設定 を見てみる
数字の見せ方の目的
数字の見せ方にはいろいろありますが、そもそもの目的として大きく以下の2つに分けることができます。
- 小さい数字を大きく見せる
- 大きい数字を小さく見せる
ここからは、この2つに分類した上で、それぞれを詳しく解説いたします。
小さい数字を大きく見せるテクニック
まず、小さい数字を大きく見せるテクニックについて解説いたします。
まだ実績が少なく、大きな数字は出せないブランドや会社にとっては、このテクニックを意識していただくと、情報を受け取る側、見る側の印象が大きく変わります。
このテクニックを、ぜひ活用して頂き、売上アップに役立ててください。
フレーミング効果
1つ目はフレーミング効果です。
フレーミング効果とは、本質的には同じ物事でも、表現次第で人間の評価は大きく変わってしまう心理的な錯覚を引き起こす効果(認知バイアス)のひとつです。
例えば、以下のような広告を出したとします。
・B店は、レジにて抽選で10人に1人を購入商品全額タダ
みなさまは、どちらのお店に行きますか?
おそらくB店のお店に行かれる方が多いと思いますが、実は両店とも同じことを謳っています。
A店
A店はすべての商品が10%オフですので、
10人中10人全員が10%安く商品を買うことができるということになります。
B店
いっぽう、B店は、
10人の中から1人運良く選ばれたお客さまが商品をタダで買えるよと謳っています。
例えば、B店に10人のお客さんが来店し1000円の商品を買ったとします。
するとその中から1人が選ばれて商品がタダになります。
つまりその1人が1000円得したことになります。
この1000円を10人で分けると一人当たり100円を節約したことになりますので、すなわち、B店の10人の中から1人が商品をタダで買えるということは、
平均的にはすべての商品が10%オフと同じことなります。
アパレル等では以下のような方法が使われることが多いです。
・1着3000円のシャツを2着購入すれば2着目は無料
これは、どちらも同じことを謳っています。
これがフレーミング効果によるテクニックです。
桁数や単位の表示方法
2つ目は、桁数や単位を他の数字に置き換えたり、混ぜて使うテクニックです。
アンカリング効果
大きい数字を小さく見せるテクニック
アンカリング効果
シャルパンティエ効果
端数効果
「数字のマジック」まとめ
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