以前、作成した「パイプ」を使って、「ラウンドカット」用の、覆輪(フクリン)石座の作り方を動画を交えてご紹介致します。
爪のない、シンプルなフクリン石座に、丸カンをつければペンダントやネックレスに、リングの腕をつければ指輪になります。
↓指輪の作り方イメージ
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今回は、「キュービックジルコニア(CZ)」のラウンドカットを用いて、フクリンの石座を作成します。
作り方は大きく分けて2種類です。
- パイプ2本で作る方法
- パイプと丸カンで作る方法
天然石であっても基本的な工程は同じになります。
ぜひ、今回の記事を参考に作ってみて下さい。

下記の記事では、ジュエリー制作に必要な「石留めの種類37種」と、その留め方の概要についてまとめましたので合わせてご覧下さい。⇒「【全37種】石留めの種類と技法」を見てみる
用意する材料と工具
今回、使用した材料は、次の通りです。
- 950銀パイプ(内径4.0mm、板厚0.5mm)
- 950銀パイプ(内径3.0mm、板厚0.5mm)
- ロウ(3分ロウ)
工具も合わせてまとめると、次のようになります。(楽天アフィリエイト)
チェックリストになっています。
- キュービックCZ 4.0mmΦ(石合わせ用)
- 銀ろう材(3分ロウ)
- スチール定規
- カニコンパス
- 精密ヤスリ(平)8本組
- 精密ヤスリ(丸)12本組
- バーナー
- 耐火ボード
- 希硫酸(ピックリング液、ディクセルなど)
- フラックス
- ピンセット
- 糸鋸フレーム
- 糸鋸刃(#0 or #3/0)
- リューター
- ロールサンダー
- 溝台

以下の記事では、おすすめのジュエリー工具一覧をご紹介していますので合わせてご覧下さい。⇒「おすすめのジュエリー工具一覧」を見てみる
ラウンドカット用フクリン石座の構造
ラウンドカット用フクリン石座の構造は次のようになっています。