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技能検定「貴金属装身具製作(貴金属装身具製作作業)」

技能検定「貴金属装身具製作(貴金属装身具製作作業)」支給材料 資格や検定

「貴金属装身具製作(貴金属装身具製作作業)」は、

職業能力開発促進法に基づく国家資格(技能検定制度)です。

 

1級、2級、3級とあり、試験合格者は

「貴金属装身具製作技能士」を名乗る事ができます。

 

「貴金属装身具製作技能士」とは、

都道府県知事(問題作成等は中央職業能力開発協会、試験の実施等は都道府県職業能力開発協会)が実施する、

貴金属装身具製作に関する学科及び実技試験に合格した人です。

 

ジュエリー制作販売を行う上で、特に取得する必要はありませんし、

持っているからと言って、腕がいい職人とは限りません。

 

3級から1級までの、課題と材料の写真を公開しております。

また、試験にあたっての採点ポイント等をまとめてあります。

 

資格を取っておきたいという方は参考にして頂ければ幸いです。

 

技能検定職種・作業に関する仕事内容

技能検定職種・作業に関する仕事内容、受検対象者、試験のねらい、レベル等は以下のとおりです。

 

貴金属装身具は、

主に金、白金(プラチナ)と銀などの貴金属と、

ダイヤモンド、真珠などの宝石類を用いた、

リング、ペンダント、ブローチなどの装身具のことで、

一般にはジュエリーと呼ばれています。

 

「貴金属装身具製作職種」「貴金属装身具製作作業」は、

貴金属装身具の製作に必要な技能・知識を対象としています。

 

内容は、

糸のこ、やすりがけ、ろう付け、研磨などの

貴金属装身具の細工・仕上げ、石留めに関する技能・知識と併せて、

貴金属装身具製作法、貴金属・金属、材料、宝石、デザイン・製図、電気・ガス、安全衛生

などに関する知識も含まれています。

 

1級は、高度な技能を必要とする高度技能者のレベルとなっており、2級は中級技能者のレベルです。

※中央職業能力開発協会ホームページより引用 https://www.javada.or.jp/

 

試験内容

試験は、検定職種ごとに実技試験及び学科試験が行われます。

試験内容は、国の定めた試験基準に基づいています。

実技試験は、原則として、試験日に先だってその課題が公表されます。(毎年同じ)

試験時間は概ね4~7時間で、職種によっては、標準時間と打切り時間が定められています。

学科試験は、全国統一して職種(作業)、等級ごとに同一の日に行われます。

 

実技試験

次に掲げる製作等作業試験を行います。

 

1級

受検者が持参した材料{Au750‰(K18)板、Au750‰(K18)丸線}(Au750‰、Ag150‰、Cu100‰)

及び、

支給された材料{Au585‰(K14)ろう、キュービックジルコニア}

を使用して、指定された製作図により長方形の作品を製作します。

試験時間 7時間

 

2級

受検者が持参した材料{Au750‰(K18)板}(Au750‰、Ag150‰、Cu100‰)

及び

支給された材料{Au585‰(K14)ろう}

を使用して、指定された製作図及び見取図により三角形の作品を製作します。

試験時間 7時間

 

3級

受検者が持参した材料{Ag925‰(角棒、パイプ)}

及び

支給された材料{Agろう(五分ろう)}を使用して、

指定された製作図によりリングを製作します。

試験時間 3時間

 

学科試験

学科試験の概要は次の通りです。

学科試験は、全国統一して職種(作業)、等級ごとに同一の日に行われます。

等級区分 試験の形式 問題数 試験時間
特 級 五肢択一法 50題 2 時間
1  級 真偽法及び四肢択一法 50題 1 時間40分
2  級 真偽法及び四肢択一法 50題 1 時間40分
3  級 真偽法 30題 1 時間
単一等級 真偽法及び四肢択一法 50題 1 時間40分

 

合格基準

厚生労働省が定めています。

100点を満点として、原則として、

  • 実技試験は60点以上
  • 学科試験は65点以上

 

試験日程

試験は、実技試験と学科試験があり、毎年2回(前期と後期)、前期は1・2級、後期は3級試験となります。

⇒試験の日程はこちら

 

受検手数料

検定職種ごとに各都道府県において定められています。
(標準金額は、令和元年度より、実技試験18,200円、学科試験3,100円です)

各都道府県職業能力開発協会指定の方法及び期日までに指定された受検手数料(実技手数料+学科手数料)をお納めください。

 

受検資格

受検に際しては、

原則として検定職種に関する実務経験が必要です。

 

必要とされる実務経験の年数は以下のとおりですが、職業訓練歴、学歴等により短縮される場合があります。

1級 ・実務経験のみで7年以上
・専門学校で関連する学科を修了後、実務経験が6(4)年以上ある者
・2級資格を取得してから実務経験が2年以上ある者
・3級資格を取得してから実務経験が4年以上ある者
2級 ・実務経験のみで2年以上
・専門学校で関連する学科を修了した者
・3級資格を取得してから実務経験が0年以上ある者
3級 ・検定職種の実務経験を有するもの
・厚生労働大臣の指定を受けた否かにかかわらない専門学校在学及び修了した者3級の受検資格として必要な実務経験期間については、従前6ヵ月以上とされておりましたが、平成25年4月から緩和され、6 ヵ月に満たない場合も受検可能となりました。

 

※3級の受検資格として必要な実務経験期間については、従前6ヵ月以上とされておりましたが、平成25年4月から緩和され、6ヵ月に満たない場合も受検可能となりました。

また、従前通り、検定職種に関する学科に在学する方及び検定職種に関する訓練科において職業訓練を受けている方も受検できます。

 

受検の申込み

受検希望の都道府県職業能力開発協会から受検申請書等をお取り寄せいただき、必要事項をご記入の上、都道府県職業能力開発協会へ直接又は郵送等により申請を行っていただきます。

 

受検当日(実技試験)

学科試験と実技試験は別の日に行われます。

受検に際して、学科は過去問題の参考書があります。

また、実技試験については、個人で持参する道具等が決められています。

 

合格発表

学科、実技、すべての受検終了後、合格発表日に両試験とも発表されます。

本人宛に通知が届き、後日、合格証書(特級、1級、単一等級は厚生労働大臣名で、2級、3級は都道府県知事名で)と技能士章(バッジ)が交付されます。

不合格でも、学科、もしくは実技のどちらかが合格していれば、次回の受検免除の対象になります。

 

実技試験

 

ここでは、実技試験についてご紹介します。

1級~3級までの写真を公開しており、拡大して確認できますので、練習の際に参考になれば幸いです。

1級

1級・課題作品

1級・課題材料

1級・実技試験の採点項目と配点

2級

2級・課題作品

2級・課題材料

2級・実技試験の採点項目と配点

3級

3級・課題作品

3級・課題材料

3級・実技試験の採点項目と配点

実技試験、学科試験の問題と解答

参考になるサイト

中央職業能力開発協会「技能検定のご案内」

各都道府県職業能力開発協会

その他

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