ブランドを運用して行くうえで、頭に入れておかなければならないのは、
私達の市場には、
「あなたのブランドとお客さまだけでなく、
他のブランドや作家さんが当然ながらたくさん存在する」
ということです。
ですので、他のブランドと同じような商品やブランディングを行っても、全く売れません。
また、モノや情報が溢れかえっている現代においては、
お客さまのニーズにあった商品を提供する必要があります。
そこで今回は、あなたのブランドが持っている強みとお客さまのニーズが合致して、
他のブランドが手出しできないような、
言うなれば「ブルーオーシャンの領域」を見つけるための方法として、
「3C分析」というフレームワークを解説していきたいと思います。
マーケティングにおいては、基本となる分析手法ですので、
これからブランドを展開する人や、既に運用している人でも思うようにいかない場合や、
他のブランドと差別化を図りたい人は必見です。
ぜひ、最後までご覧ください。
ブランドの立ち上げで迷ったら、コンセプト設計手順をご覧下さい。⇒【保存版!】ブランドコンセプト設計手順!を見てみる
3C分析とは
私達の市場には、あなたのブランドとお客さまだけでなく、
他のブランドや作家さんが当然います。
また、お客さまは、普段生活する中で、いろんな商品やサービスを利用していますので、
同業のブランドだけが、あなたの競合だけとは限りません。
例えば、誰かに予算1万円でプレゼントを贈ろうと考えた際、
ジュエリー意外にも、インテリアだったり、服だったりと、その使い道は様々です。
お客さまのニーズに対して、
あなたが提供できる商品と、競合となり得る企業が提供する商品の両方を、
お客様が選択できる場合、当然、価格競争やPR合戦になります。
すると、体力のない、つまり資金力の乏しい小さなブランドは、どうしても太刀打ちできません。
そこで、あなたが持っている強みと、 お客さまが求めるニーズが一致する部分を、
今回解説する「3C分析」で見つけていきましょう。
あなたが持っている強みに対して、お客さまのニーズが合致し、
且つ、他の競合が敵わない、あるいは対応できない強みであれば、
それは「ブルーオーシャン」、つまり競合がいない市場になります。
まず、3Cとは、以下の3者間のことを指します。
①お客さま(Customer)カスタマー
②競合他社(Competitor)コンペティター
③あなた自身(Company)カンパニー
この3者ごとに、それぞれ分析を行い、
お客さまの特定のニーズと、あなたの独自の強みが合致する点を見つけていきましょう。
3C分析の方法
では、実際に、3C分析の方法について以下の順番で解説していきます。
①あなた自身(Company)カンパニー
②お客さま(Customer)カスタマー
③競合他社(Competitor)コンペティター
①あなた自身(Company)
まず、あなた自身(Company)のブランドを分析します。
分析する内容としては、
・あなた自身のブランドの商品やサービスの概要
・強みとしている事
・弱みに感じている事
の3つを洗い出します。
例えば、
〈概要〉
・シルバーや18金などの地金を中心としたジュエリーを展開している〈強み〉
・絵を描くのが得意で、ジュエリーデザインもたくさん描ける
・また、もともと弱みでもある量産できないという点を小回りが利く〈弱み〉
・商品の魅力として、地金だけではシンプルすぎる
・運転資金が乏しいため、在庫できない
というような感じです。
②お客さま(Customer)
次に、お客さまを分析していきます。
③競合他社(Competitor)
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まとめ
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